南富良野町は上川地方の南部に位置し、総面積の約90%が山林に区分されます。
大雪山系を源流とする空知川をはじめ豊かな川の流れが、広大な森林と相まって多様な自然環境を形成しています。
また、当町は大雪、夕張、日高と北海道を代表する山塊が交差、合流するという稀有な地理的特徴を有しています。
このような恵まれた自然環境のなかで多様な森林が育まれてきました。
所有区分 | 計 | 天然林 | 人工林 | その他 |
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国有林 | 47,225 | 34,351 | 10,288 | 2,586 |
道有林 | 2,571 | 1,824 | 731 | 16 |
町有林 | 2,241 | 1,183 | 1,022 | 36 |
私有林 | 6,979 | 4,184 | 2,553 | 242 |
合計 | 59,016 | 41,542 | 14594 | 2,880 |
町有林と私有林を合わせた一般民有林の面積は9,220ha。その中で林業経営の主体である人工林は3,575haとなります。
南富良野町では平成23年に「森林・林業マスタープラン」を策定し、森林・林業の求めるべき理想を定めました。目指すところは「健全な森林」と「林業と環境の調和」、そして「元気な森林・林業の町」です。
南富良野町森林組合も行政の指導を受けつつ、地域林業の一翼を担うこととなっています。