7月29日午前10:00、気温27度。
北国の夏も、意外と容赦なく太陽が降り注ぎます。
昨年の春に植え付けたカラマツの苗はおよそ60cm。
成長が旺盛な下草に陽光を遮られ元気がないようです。
そこで我々の出番です。腕利きの職人たちがまるで魔法のように苗木だけを残して下草を刈っていきます。
やっと、苗木たちに夏の陽がたっぷりと降り注ぎました。
黙々と作業を続ける彼らは1日数リットルの水分を補給します。安全のための装備や草刈り機を身に着けての作業はまさにハードなスポーツです。そのため、彼らの体つきは年数を経るごとに逞しくなっていきます。
下草刈りはこの季節の大事な作業です。山主さんの山林を守るため、夏の間この厳しい作業が続きます。